こんにちは、akicampです。
私は双極性障害により仕事を続ける事が困難となりましたが、もう一つ持っている、ADHDという障害も原因の一つでした。
今回はADHDに関して、ご紹介します。
ADHDとは
ADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)は、注意欠陥・多動性障害とも呼ばれ、集中力や注意力が低下し、過剰な活動性や衝動性が現れる神経発達障害の一種です。
主に子どもに見られることが多く、大人になっても症状が持続することがあります。
ADHDの症状には、注意散漫による失敗、計画性の欠如、物事(タスク)の実行に困難があること、感情や衝動の制御ができないこと、などが含まれます。
これらの症状が日常生活に影響を与え、学校や職場での成績や人間関係に悪影響を及ぼすことがあります。
ADHDの原因は完全には解明されていませんが、遺伝的、環境的、および神経化学的要因の組み合わせによって引き起こされると考えられています。
ADHDの治療は?
ADHDは、脳の神経伝達物質の働きや脳機能の問題によって引き起こされると考えられています。
治療法としては、薬物療法や行動療法、カウンセリングなどがあります。
早期の診断と適切な治療によって、ADHDの症状を緩和し、生活の質を改善することができます。
子供のうちに『あれ、おかしいな?』と感じたら早期に療育をすれば問題ないですし、大人でも生きにくさを感じたら診療内科を受診しましょう。内服治療である程度は症状を抑える事ができます。
それでも、完全に抑える事は出来ていませんが…
akicampの ADHD
- 注意欠陥
- 多動
- 易怒性
があります。注意欠陥では細かなケアレスミスが重なり、大きなミスへと繋がり、仕事に多大な影響を及ぼす事が多々ありました。
特に私は元々医療のお畑出身なため、命に直結する緊張感ある現場では、余計にストレスだったのでしょう。
多動では、落ち着かなくなるとじっとしていられず、部屋の中をうろうろと歩き回る事があります。こちらは害は特に無いのですが、家族からよく落ち着いてと指摘されます。
易怒性は主にプライベートにでる特性でした。一時期は子供が思い通りに動かなかったり、うるさかったりすると、激怒し、手が出る事がありました。こちらは衝動性と重なり余計に悪い結果となったため、私のADHD治療は基本、衝動性や易怒性を抑えるためのものとなっています。
2次障害の存在
ADHDを持つ人々は、他の精神障害や学習障害などの二次障害を発症する可能性が高くなっています。
ADHDと関連がある二次障害には、以下のようなものがあります。
- 学習障害:ADHDを持つ人は、読解力や数学的思考などの学習上の課題を抱えることがあります。これは、学習に必要な集中力や注意力を欠いているためです。
- 不安障害:ADHDを持つ人は、過剰な心配や恐怖を感じることがあります。これは、常に新しい情報や刺激を求めるため、自己規律や焦点を維持することが困難であるためです。
- 行動障害:ADHDを持つ人々は、注意欠陥や多動性が原因で、行動に問題を抱えることがあります。これには、衝動的な行動、暴力的な行動、反抗的な行動などが含まれます。
- 抑うつ障害:ADHDを持つ人は、社会的孤立や自己肯定感の低下などの問題に直面することがあります。これらの問題は、彼らが集中力を欠いているため、日常生活での課題に取り組むことが難しいことに起因しています。
これらの二次障害は、ADHDを持つ人々の日常生活に深刻な影響を与えることがあります。
適切な治療や支援を受けることで、彼らは自己管理や社会的関係の向上などの目標を達成することができます。
私もそうですが、特に抑うつ…鬱病や双極性障害に繋がるケースは多いように感じます。
現状、非常に辛いため、二次障害防止のためにも、変だな、生きづらいな、と感じたらすぐに診療内科に受診するようにしてください。
早期発見早期治療が、二次障害予防に繋がります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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それでは、また。
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